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政策・路線

【連載第1回】なぜ日本共産党は支持を広げられないのか――「社会主義・共産主義」の問題だけなのか

近年、日本共産党は長期的な党勢後退に直面している。党員数、機関紙購読者数、得票数など、多くの指標で減少傾向が続き、その克服は党にとって最重要課題となっている。そのなかで志位和夫議長は、党勢後退の「客観的最大の要因」として、「社会主義・共産主...
理念・理論

【小論】志位自由論と政党支持――気づかぬすれ違い

共産主義には自由がない?一般の人々が「共産主義には自由がない」と感じるとき、多くの場合、それは『資本論』の解釈の問題ではない。一党支配、言論統制、結社の自由の制限、政権交代の欠如、国家による監視や抑圧といった20世紀社会主義の歴史経験を念頭...
マルクス・リバイバル読解ノート

マルクス・リバイバル⑮【特別投稿】各章を読み進める中で――「マルクスに帰れ」ではなく「世界中の研究者による長い対話」

本シリーズでは、『マルクス・リバイバル』各章の内容を追いながら、マルクスの概念や現代的意義について考察してきた。そして、本書を読み進める中で、『マルクス・リバイバル』とは、単なる古典回帰ではない。現代の危機を出発点にマルクスを再読し、その概...
マルクス・リバイバル読解ノート

マルクス・リバイバル⑭第8章「労働」(リカード・アントゥーネス)AI・ギグワークの時代に

現代において、「AIや自動化技術の発展によって、労働の時代は終わった」とする言説を耳にすることがある。工場などで働く労働者の割合が減少し、情報技術やサービス産業に代表される知的・非物質的な仕事が広がるなかで、19世紀の思想家であるカール・マ...
マルクス・リバイバル読解ノート

マルクス・リバイバル⑬第7章「革命」(ミシェル・レヴィ)――自己解放・エコ社会主義・前衛党をめぐって

はじめに――第7章をどう読むか『マルクス・リバイバル』第7章「革命」でミシェル・レヴィは、マルクス革命論を単なる政権奪取ではなく、民衆による「自己解放」の過程として再検討している。革命とは、支配階級の打倒と同時に、実践を通じた社会条件と主体...
マルクス・リバイバル読解ノート

マルクス・リバイバル⑫序章「マルクスの理論的革命」(ムスト)【再読】――ムストはマルクスをどう評価しているのか

本章についてはすでにノート③で投稿している。しかし、ノート⑪と同じ理由で再読した。それをふまえて再投稿することにした。はじめに本章は単なるマルクス思想の概説ではない。ムストは、20世紀に形成された教条的・固定的なマルクス像を見直し、21世紀...
マルクス・リバイバル読解ノート

マルクス・リバイバル⑪第3章「民主主義」(エレン・メイクシンス・ウッド)の再読――補足・ウッドの民主主義論と日本共産党

一番初めの読解ノート①でこの章について述べた。その後、いくつかの章を読んでいく中で、マルクス・リバイバルの各章が、マルクスやマルクス主義の再検討や見直し、新たな提言について論じていることが明確になってきた。それをふまえて本章を再読してみると...
組織・運動

【緊急投稿】「しばき隊」問題から考える日本共産党のガバナンス改革

はじめに――※「しばき隊」をめぐって いわゆる「しばき隊(※ 文末に解説)」をめぐり、一部党員を含む市民による抗議活動の過激化や威圧的な言動、言論を封殺するような振る舞い、あるいはSNS上での攻撃的な行動に対して、「社会的に許容されない」と...
マルクス・リバイバル読解ノート

マルクス・リバイバル⑩第5章「階級闘争」(アレックス・カリニコス)――カリニコスの階級闘争論から見た日本共産党の理論的課題

はじめにアレックス・カリニコスは『マルクス・リバイバル』第5章「階級闘争」において、階級闘争論を歴史理論・経済理論・政治理論を結びつけるマルクス思想の中核として再評価している。しかし同時に、マルクス理論が未完成のまま残した遺産についても率直...
マルクス・リバイバル読解ノート

マルクス・リバイバル⑨第4章「プロレタリアート」(マルセル・ヴァン・デア・リンデン)――「プロレタリアート」の再定義と現代変革主体の構想

本論が投げかける根本的な問いマルセル・ヴァン・デア・リンデンが執筆した『マルクス・リバイバル 第4章 プロレタリアート』は、刺激的で非常に興味深い論考だ。それは、単にマルクスのプロレタリアート論を解説するのではなく、その再検討を通してマルク...